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オーナーブログ

首こりとめまい|頚性めまいとヘッドマッサージ

2025年06月25日 8時14分

頭ほぐし専門店atamaオーナーブログをご覧いただきありがとうございます。
ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)専門家の江口です。

「めまい」と聞くと耳の病気や脳の異常を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、実は多くのめまいが「首(頚部)」と深く関係していることをご存知でしょうか?
今回は、首こりとめまい“頚性めまい”について簡単にまとめました。

ヘッドマッサージ専門店のお客様にも多い、「めまいはあるのに病院の検査では異常なし」「薬を飲んでも改善しない」そんなお悩みをお持ちの方にとって、首ほぐし・首マッサージを含む首のケアが症状改善の糸口になるかもしれません。
正しい知識と日々のセルフケアが、快適な毎日につながります。

頚性めまいとは?

•首(頚部)が原因で起こるめまいを「頚性めまい」と呼ぶ。
•医学会では定義があいまいで、「首の回転や伸展で生じるめまい」とされる。
•原因は頚椎の骨・筋肉・靭帯の異常、椎骨動脈や交感神経線維の異常など複合的。
•年齢とともに首まわりの構造が変化するため、めまいの多くに首が関係している可能性がある。

頚性めまいを巡る議論と研究の変遷

•有名な神経内科医トーマス・ブラント氏は「頚性めまいはフィクション」とする否定的立場。
•しかし、日本の内野医師らが胸鎖乳突筋と耳への神経経路の関係を実験的に証明。
•アメリカではリスレイ氏、日本では檜學氏らが頚性めまいを重視している。
•多角的研究と新しい理論の構築が今後の課題。

頚性めまいが注目される理由

•約80~90%のめまい患者が「首こり」を伴う。
•めまいの前兆として首こり・肩の詰まり・後頭部の圧迫感を訴える人が多い。
•発作の多くは「首の動き」(振り返る・うつむく・起き上がる)と関連。
•特に左側頚部のこりが多く、リンパ管の流れとの関係も考えられる。

首こり・首痛の主な原因

1.むち打ち(外傷性頚部症候群):
 o交通事故などによる首への外力が原因。
 oめまい・頭痛・吐き気・耳鳴り・うつ症状など多彩な症状が出る。
2.激しいスポーツ歴:
 o男性:ラグビーなどの激しい競技。
 o女性:卓球、バレー、サーフィンなど。
3.幼少期の外傷(出産時含む):
 o帝王切開、逆子、鉗子分娩、臍帯巻絡など。
 o頸部の先天的ダメージがある可能性。
4.生活習慣・環境:
 o長時間のPC使用、姿勢不良。
 o介護や家事、家庭内暴力による負担。
 o枕の高さなども影響する。
5.首のケア・めまい対策の有効性:
 oマッサージや体操、温罨法、枕調整が症状改善に有効。
6.他の症状との関連:
 o頭痛、動悸、息切れ、不眠、ドライアイなどの不定愁訴も首と関連がある可能性。

首こりと肩こりの違い

•首こりの例=胸鎖乳突筋のこり、肩こりの例=僧帽筋のこり。
•首には脳や全身とつながる血管・神経・リンパ・脳脊髄液が通るため、重要度が高い。
•ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)では、首もみや肩もみの技術力が求められている
•上半身の17種類の筋肉が付着している肩甲骨をほぐす「肩甲骨はがし」も首こり・肩こりの軽減が期待できる

頚性めまいのメカニズム

•頚椎の動きが脳・耳・目に影響する構造的関係がある。
•代表的な理論:
 o椎骨脳底動脈血流不全症(頚椎の異常で脳血流が低下しめまいを起こす)。
 o脳脊髄液ルート説(首が脳脊髄液の通過点であり、循環不良が原因の一つ)。
•「脳」「耳」「目」と「首」が構造的・機能的に密接に関連している。

水の流れの異常とめまい(水流不全症)

•従来の「血流」や「神経」以外に、「水流」(脳脊髄液)の観点が重要視され始めている。
•MRIで確認される「くも膜下腔の狭小化」は頚性めまいの本質に迫る要素。
•水の動きの理論は、メニエール病とも関連がある。
•水分代謝を司るアクアポリンや抗利尿ホルモンにも注目が集まる。

現代社会と若者のめまい

•若者にめまい・頭痛・不眠が増加傾向。
•長時間のPC・スマホ使用、悪姿勢が首こりを助長。
•起床時にめまいが出やすい理由:
 o枕の高さや夜間の冷えで首の筋緊張が強まる。
 o神経痛と自律神経症状(吐き気・不眠・うつ状態)を引き起こす。

めまいの分類と特徴

1.回転性めまい:
 oグルグル回る感覚。三半規管の不調が原因。
2.浮動性めまい:
 oフワフワした感覚。小脳や血圧異常が関係。
3.動揺性めまい:
 o起き上がり時のグラグラ。三半規管や小脳の機能低下。
4.立ちくらみ(眼前暗黒感):
 o急な血圧変動や自律神経失調による。

めまいの主な原因(医学的・整体的視点)

•耳の病気(50%以上):耳鳴り、難聴、耳閉感を伴う。
•首・肩こり:血流悪化により脳や耳への血液供給が不安定に。
•自律神経の乱れ:ストレスや不規則な生活習慣による。
•薬の副作用・病気の合併:メニエール病、突発性難聴など。

整体でのめまい対策と限界

•主な施術方法:
 o首・肩の筋緊張の緩和
 oマッサージ、鍼灸、ストレッチなど
•効果:
 o内耳や脳への血流改善を通じた症状緩和
•課題:
 oめまいは筋肉以外にも神経・血管・リンパ・脳機能など多因子に影響。
 o筋肉だけに注目したアプローチでは根本的改善は困難。

最後に

めまいの原因として耳や脳だけでなく、「首(頚部)」に注目が集まっています。
首の筋肉や神経、血流の異常が、自律神経の乱れや脳への血流不足を招き、頚性めまいを引き起こす可能性があるとされています。

特に現代社会では、スマホやパソコンによる姿勢の悪化や首こりが悪化の要因となっているためヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)の需要も高まっているのでしょう。

病院で異常が見つからないめまいで悩む方こそ、生活習慣や姿勢の見直し、首ほぐし・首マッサージを含む首のケアを取り入れることが改善の鍵となるかもしれません。
まずは専門家に相談し、適切なケアを受けることが大切です。

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このブログの作成者
ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家
頭ほぐし専門店atama代表
江口 征次

Head Life(ヘッドライフ)代表
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長
株式会社ヘッドクリック代表取締役
ヘッドスパ専門店atama代表

【商品】
・日本初、ヘッドマッサージ施術用枕の販売
・日本初、業務用ヘッドマッサージオイルの販売

【登録商標】
・頭ほぐし専門店atama 登録5576269
・頭ほぐし整体院 登録5977517
・骨相セラピー 登録5790990

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