「オキシトシンはホルモン?」
2020年01月17日 16時04分
東京代表の大八木です。
皆様、昨年は大変お世話になりました。
沢山の出会いに感謝できた一年でした。
今年もさらに、
チャレンジしていきます。
さて、お正月は家族で沖縄旅行へ行ってまいりました。
休みボケが心配でしたが、セロトニンDojoに通いながらそちらのヨガにも参加させて頂き、体も脳の切り替えもしっかりできて、休みボケもなくスムーズにお仕事させて頂いております。
改めて、セロトニンのすごさです。
セロトニンは脳の切り替え、つまり、気持ちの切り替えにもお役にたちますよ♪
毎日朝から分泌されているセロトニンは昼間活動するために必要な交感神経にアプローチしてくれるますし、
昼間高ぶった交感神経を副交感神経のほうに落ち着かせてくれるのもセロトニンです。
自律神経のバランスの調整をしてくれます。
セロトニン神経は本当に今の現代社会には活性すべき脳内伝達物質ですね。
人間らしく生活していれば問題ないのですが、
分泌しにくい社会になってしまったということです。
ストレスにより、
その弱ったセロトニン神経を活性化するために、
私たちはヘッドマッサージを提供しているのです。
そう、『オキシトシン』を介して。
愛情を深めるオキシトシン。
「愛情、絆ホルモン」と
呼ばれておりますが、
実は、この働きをしているのは、
「脳内伝達物質オキシトシン」です。
ホルモンのような働きをするので、
○○ホルモンとお話した方が伝わりやすいし、浸透してますので、それはそれでよいとのこと。セロトニンもそうです。
(有田先生より)
ホルモンとして働くのは、
脳下垂体で分泌されたオキシトシンです。
血液の中に放出されて、全身に運ばれ、各器官や臓器に働きかけます。
赤ちゃんがおっぱいを吸うことにより脳に刺激が行き、脳下垂体で分泌され血液により運ばれ働いていた母乳を出すという働きです。
子宮にも働きかけます。
「オキシトシン」はギリシャ語で、子宮の収縮という意味です。
こちらが20年前までは、お母さんにしか出ないといわれていたもので、
そんなことから愛情ホルモンといわれていたものです。
セロトニン活性をする、
愛情、絆を深める、
ストレスを軽減する、
という働きは、視床下部の室傍核というところで、脳(扁桃体)の心地よい(快)という感情により分泌される「脳内伝達物質オキシトシン」なのです。
脳の中で働きます。
この室傍核では、そのお隣にストレス中枢があり、オキシトシンが分泌されるときには、ストレスを抑制してくれるそうです。
これが知られたのは、15年前位なんだそうですよ。
ストレスが感じられると、
ストレス中枢の室傍核から脳下垂体に信号が送られ、副腎皮質からストレスホルモン(コルチゾール)が分泌され、
体の症状としては免疫抑制、高血圧、糖尿病などを発症、
また、一方ではセロトニン神経の働きを抑制し、鬱(うつ)になるというリスクがあります。
まとめますと、
扁桃体の『快か不快』の判断により、
視床下部の室傍核で、
ストレス中枢に反応するか、
オキシトシン神経に反応するか、
つまり、最終的には、
コルチゾールが分泌されるのか、
オキシトシンが分泌されるのか、
というここです。
家族や知り合いは、無条件に心地よさを感じます。
初めてお会いするお客様に、どう心地よさを与えられるか。
お部屋の雰囲気、香り、音楽、空間、
セラピストの立居振る舞い、表情、笑顔、声のトーン、
そして、タッチの仕方、
貴方らしい癒しの方法を改めて考えてみてください。
私は施術のタッチの仕方はご指導できます。自信のない方は是非練習会をご利用ください。
当協会のブラッシュアップ講座は、
そのヒントになる内容が沢山あります。
経験、知識は宝です。
そして、情報は変わります。
だから当協会はブラッシュアップ講座にも力をいれているのです。
私達だけでは力が足りないのです。
セロトニンもオキシトシンも、ここ20年で研究されたものです。
医学書にもありません。
有田先生も実際大学で学んでないとおっしゃってました。
私たちは科学者、研究者ではないので、実験研究はできません。
だから、
研究者の、その道のプロの話を聞くしかないのです。
今年も勉強した情報を、
講座やヘッドライフ通信などでお伝えしていきますね。
どうぞ、本年も宜しくお願い致します。
癒しを科学するセロトニン・オキシトシン講座
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会
大八木さとこ
スキルアップ・ブラッシュアップ講座
頭ほぐし専門店atama東京新橋店