腸活・腸セラピー講座・沖縄・宮崎県・岡山県の生徒さん
2016年07月27日 7時35分
最近、テレビや雑誌で腸活という言葉をよく見かけるようになりました。私は3年以上前から腸セラピー資格講座を主催していますが、当時は「腸セラピーって便秘を解消するんでしょ。」とよく言われていました。
今では、メディアの影響で腸に対する認識が変わってきており、腸を健康にすれば「自律神経系が整い身体も心も健康になる」ということがようやく世間にも伝わってきたようです。おかげさまで、日本全国から腸セラピーを習いにお越しいただいております。
今年5月は、沖縄の理学療法士さんからご連絡をいただき奥様を含めて4名で沖縄で講座をしました。すでに病院内で腸セラピー(腸もみ)をしていた方だったので普段の講座より専門的なお話ができて私も充実できました。
腸管は痛みを感じないのですが「腹部を押したときの痛みはどこから来ているか?」という話では、「筋膜」が原因という意見で一致しました。
(沖縄の奥様)
宮崎県からお越しの主婦Kさんは、娘さんが腸捻転を何度もお越し手術で腸を数十センチ切り取ったことがきっかけで腸セラピーに興味を持ったそうです。
大腸は人それぞれ、いびつな形をしており、ほとんどの場合、解剖学の図のようには整っていません。腸をほぐせは、腸の形が整うこともわかっているので腸捻転を起こしやすい方、ガスが溜まりやすい方に腸セラピーはおすすめです。もちろん病院へ行くほど状態が悪い方や手術後は医師の指導のもと腸セラピー(腸もみ)を行ってください。
(主婦Kさん)
岡山県の心理カウンセラーAさんは、今の仕事に腸セラピーを取り入れたいとお越しになりました。
そもそも腸の健康がここ数年で話題になっているのは「セロトニンの9割は腸で作られている」と言われだしたからです。そのセロトニンは「幸せホルモン」と言われているように精神を安定させる物質です。自律神経系を整えるため不眠症の方にも腸セラピーはおすすめです。
(心理カウンセラーAさん)
お腹が張って少し抑えるだけでも痛い方はストレスを腹に抱えています。お腹がほぐれていくと痛みもやわらぎ表情も穏やかになりますが、簡単に言うと腸セラピーで腸の血流が改善し腸が活発に動き出すことでセロトニンを放出して自律神経のバランスが整って精神が安定するということです。
また、腸活では「免疫の60~70%は腸で作られている」と言われていますが、以前ブームになったフレーズで「体温が1度下がると免疫力は30%低くなる。体温が1度上がれば免疫力は5倍になる。」につながっていると思います。
お腹には臓器が詰まっており、言い換えれば血液の塊のようなものです。腸セラピーは腹部をほぐして血行を促進していく施術です。血行が良くなれば血液は体温を運んでいますからお腹が温まります。腸には重要なリンパ組織があり温められて活動的、または正常化したリンパ組織が身体の免疫力を高めてくれます。腸セラピーは体温を上げる効果的な施術で低体温症で体調を崩しやすい方にもおすすめです。
注意したいことは、食後すぐにお腹を押さえると胃の中の内容物が胃酸とともに食道へ上がってきます。そうすると逆流性食道炎になって胸やけがします。逆流性食道炎を何度も起こすと食道がんになりやすいので気を付けましょう。
そして、胃と食道の境目の噴門部は胃酸が逆流しないように通常時は閉じているのですが、私の噴門部は開きっぱなしと医師に言われております。そのような緩んだ状態になると元に戻らないそうなので、食後すぐに横になると胃酸が逆流して胸やけを起こします。健康知識で「食べた後、すぐ横になると良い」と最近言われ始めているようですが私のようなタイプの方は、胃酸が逆流しないように背中を少し起こしてください。
胃腸の調子を整えるはずの腸セラピーが原因で食道炎や癌にならないためにも腸セラピーは行うタイミングが需要です。できれば、食後3~4時間以上の空腹時がいいので朝起きてすぐかお仕事帰りの夕食前がいいのではないでしょうか。
腸セラピーはセルフケアで行えるので朝は布団の中で、お仕事帰りは電車の中で行うなどしてください。毎日5分の腸セラピーで病気にならない丈夫な身体を手に入れましょう!
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