ハンドマッサージとハンドリフレクソロジーはどう違いますか?
2017年07月31日 0時13分
「ハンドマッサージとハンドリフレクソロジーはどう違いますか?」という質問を受けることがあります。
ハンドマッサージは、そのままの意味ですが「手のほぐし」です。
ハンドリフレも手のほぐしですが、「反射区」といったものを使用します。
リフレクソロジーは、REFLEX(反射)とLOGY(学問)をあわせた造語で「反射学」という意味です。
手にある反射区を刺激すれば、目、鼻、耳などの器官や内臓機能を活発にすることができるということです。
これは、「足裏マッサージ」と「フットリフレクソロジー」も同じです。
手や足裏といった一部の疲れを取りたいのか、それとも、反射区を使用して全身を健康に導きたいのかという考え方の違いです。
正確には、反射区を使わなくても全身に何らかの良い影響はあるはずですが・・・
反射区を使ったリフレクソロジーは一つの概念であり流派ということです。
サロンでの接客イメージ
↓↓↓
セラピスト
「お身体と反射関係にある反射区を刺激しますが、どこか気になる部部はありますか?」
お客様
「最近は、飲み会が多くて肝臓が気になります。あと肩こりが常にあってひどいときは頭痛までしてきます。」
セラピスト
「かしこまりました。そうしましたら、右手にある肝臓の反射区と両手にある肩こりに効く僧帽筋の反射区と頭痛に効果がある頭の部分を重点的にほぐしていきます。」
「力加減の強弱がありましたら遠慮なくお申し付けくださいませ♪」
といった具合でしょうか。
反射区を知らなければ当然このような会話は成立いたしません。
私が行っているハンドリフレクソロジー講座には、他校で反射区が学べなかったと習いなおしに来られる生徒様もいます。
ハンドマッサージとハンドリフレクソロジーの違いを知らずにスクールにいけば反射区が学べるものだと思い込んでいたようです。
でも複数のスクールで学ぶと技術も知識も深まるので結果的に良かったかもしれませんね。