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オーナーブログ

【セラピスト向け】昼間のセロトニンから夜のメラトニンへの変換プロセス

2025年07月24日 8時26分

頭ほぐし専門店atamaオーナーブログをご覧いただきありがとうございます。
ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)専門家の江口です。

今回は、ヘッドマッサージや腸セラピーの資格講座でも質問が多い「昼間のセロトニンから夜のメラトニンへの変換プロセス」について解説します。

初心者セラピストの皆さんにとって、この知識は施術に深みを加える大きなヒントになります。
「ほぐしで癒す」から、「ホルモンの流れを整える」ケアへ。

ワンランク上の信頼を得られるヘッドセラピストを目指しましょう。

「幸せホルモン」と「睡眠ホルモン」のつながり

私たちの心と体の健康に欠かせないホルモンに、「セロトニン」と「メラトニン」があります。
この2つは、実はとても深く関係していて、昼間にしっかりセロトニンを分泌することが、夜の良質な睡眠につながるのです。

① セロトニンは「幸せホルモン」
セロトニンは朝〜昼にかけて分泌される脳内物質で、心を落ち着かせたり、感情をコントロールしたりする働きがあります。
セロトニンがしっかり出ていると、前向きな気持ちで活動でき、ストレスにも強くなります。

② 夜になるとセロトニンが材料に
日が暮れて暗くなってくると、脳の「松果体(しょうかたい)」という部分が働き出します。
ここで、昼間に作られていたセロトニンが材料となって、メラトニン(睡眠ホルモン)へと変換されます。

③ メラトニンは「眠りのスイッチ」
メラトニンは、体と脳を休息モードに切り替えてくれるホルモンです。
体温を下げ、心拍をゆるやかにし、自然な眠気を誘ってくれます。
つまり、セロトニンがないとメラトニンも作られにくくなり、眠りの質が下がってしまうのです。

④ セロトニンを増やす生活習慣
良い睡眠のために大切なのは、昼間の過ごし方です。以下のような行動がセロトニンを活性化させます。

  • 朝起きて太陽の光を浴びる
    ウォーキングやリズムのある運動をする
    楽しく会話をしたり、人とふれあう(グルーミング)

  • ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)などのリラクゼーションも、心地よい刺激でセロトニンの分泌を助けるといわれています。

    ⑤ セラピストとして伝えたいこと
    お客様の「よく眠れない」「イライラする」といった悩みの背景には、セロトニンやメラトニンのバランスが関わっていることがあります。
    施術だけでなく、日中の過ごし方やリズムの整え方を伝えることで、より深いサポートができるようになります。

    さらに詳しく

    ① セロトニン生成に必要な日光量と時間
    太陽光の量
    朝日を浴びることでセロトニンの分泌が促されます。晴れた日は5~10分程度、曇りの日は15~20分程度が目安とされています。
    ▶参考:Cleveland Clinic
    https://my.clevelandclinic.org/health/articles/22572-serotonin

    光の強さと波長
    特に朝の強い青色光(波長約480nm)はメラトニン分泌を抑え、より効果的にセロトニンを刺激します。
    ▶参考:Oura Ring公式ブログ
    https://ouraring.com/blog/benefits-of-morning-sunlight

    ② 夜間のセロトニン→メラトニン変化のタイミング
    暗くなるタイミング
    網膜が暗闇を感知し、体内時計(視交叉上核:SCN)を介して松果体に信号が伝わると、夜間にセロトニンがメラトニンへと変換される一連の反応が開始されます。
    ▶参考:NCBI(米国国立生物工学情報センター)
    https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK550972/

    酵素の活性化
    セロトニンは、夜間に酵素AANATによってN-アセチルセロトニンへ、さらにASMT酵素を介してメラトニンになります。
    このプロセスは、夜間に数時間かけて進行し、メラトニンの分泌ピークは就寝直前〜寝入る頃に達します。
    ▶参考:Wikipedia(Melatonin)
    https://en.wikipedia.org/wiki/Melatonin

    ③ メラトニンになった後のセロトニンは?
    セロトニンがメラトニンへ変換される過程では、元のセロトニン分子は化学的に変化し、セロトニン自体は消費されています。
    消費されたセロトニンは再利用されず、分解されて体外へ排出されます。
    ▶参考:NCBI
    https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK534823/

    ④ メラトニンのその後:代謝と消失のプロセス
    血中に放出後、メラトニンは代謝(主に肝臓で)され、6-ヒドロキシメラトニンに変えられます。
    代謝物は硫酸やグルクロン酸と結合して、尿中へ排泄されます。
    ▶参考:Wikipedia
    https://en.wikipedia.org/wiki/Melatonin

    半減期
    血中のメラトニン濃度は平均で20〜60分程度で半分になり、完全に消失するまでには4〜6時間かかります。
    ▶参考:Healthline
    https://www.healthline.com/health/how-long-does-melatonin-last

    昼間のセロトニンが夜のメラトニンへどのように変わるか


    1. セロトニン生成の出発点(昼間)
    内容:
    食事から摂取した必須アミノ酸「トリプトファン」は、酵素トリプトファン水酸化酵素(TPH)により5-ヒドロキシトリプトファン(5-HTP)に変換されます。
    さらに、芳香族L-アミノ酸脱炭酸酵素(AADC)によってセロトニン(5-HT)が合成されます。

    出典:
    Wikipedia(Melatonin)、NCBI(Serotonin pathways)

    URL:
    👉 https://en.wikipedia.org/wiki/Melatonin
    👉 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK6218/

    2. セロトニン → N-アセチルセロトニン(夜間の松果体)
    内容:
    夜になると光の刺激が減り、松果体が活性化。神経伝達物質ノルアドレナリンがβ₁アドレナリン受容体を介して働き、酵素AANAT(セロトニンN-アセチルトランスフェラーゼ)が活性化されます。
    これにより、セロトニンはN-アセチルセロトニン(NAS)へと変換されます。これはメラトニン生成の「律速段階」とされます。

    出典:
    Wikipedia(Pinealocyte)、NCBI(Melatonin synthesis)、Exploration Publishing

    URL:
    👉 https://en.wikipedia.org/wiki/Pinealocyte
    👉 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK550972/
    👉 https://www.explorationpub.com/Journals/en/Article/100629

    3. NAS → メラトニン(最終ステップ)
    内容:
    NASは、酵素ASMT(N-アセチルセロトニンO-メチルトランスフェラーゼ)によりメラトニンへと変換されます。
    ASMTはHIOMTとも呼ばれ、メラトニン合成の最終段階を担います。

    出典:
    Wikipedia(ASMT)、MDPI、Frontiers in Endocrinology

    URL:
    👉 https://en.wikipedia.org/wiki/Acetylserotonin_O-methyltransferase
    👉 https://www.mdpi.com/2077-0472/15/3/273
    👉 https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fendo.2019.00249/full

    4. 光と暗に応じた調節機構
    内容:
    網膜の光情報は、視交叉上核(SCN)→視床下部→上頸神経節→松果体へと伝わり、夜間にだけAANATが活性化されてメラトニンが生成されます。
    昼間はこの経路が抑制され、メラトニンはほぼ作られません。

    出典:
    Wikipedia(Pineal gland)、MDPI、ScienceDirect

    URL:
    👉 https://en.wikipedia.org/wiki/Pineal_gland
    👉 https://www.mdpi.com/2077-0472/15/3/273
    👉 https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0924933823000132

    5. メラトニンの生理的な役割
    内容:
    メラトニンは夜間にピークを迎え、体温を下げ、副交感神経を優位にして自然な睡眠を促します。
    また、抗酸化作用により活性酸素を除去し、免疫機能の調整にも関与するとされています。

    出典:
    Wikipedia(Melatonin)、MDPI、Colorado State University(VIVO)

    URL:
    👉 https://en.wikipedia.org/wiki/Melatonin
    👉 https://www.mdpi.com/2077-0472/15/3/273
    👉 https://vivo.colostate.edu/hbooks/pathphys/endocrine/otherendo/pineal.html

    専門用語まとめ|セロトニンとメラトニンの関係|意味・役割

    トリプトファン(Tryptophan)
    食事から摂取される必須アミノ酸。セロトニンの原料になる。

    TPH(トリプトファン水酸化酵素)
    トリプトファンを5-HTPに変換する酵素。セロトニン合成の初期段階。

    5-HTP(5-ヒドロキシトリプトファン)
    セロトニンの前駆体。TPHにより作られ、次にAADCでセロトニンへ変換される。

    AADC(芳香族L-アミノ酸脱炭酸酵素)
    5-HTPをセロトニンに変換する酵素。

    セロトニン(5-HT)
    心の安定や日中の活動に関わる「幸せホルモン」。メラトニンの材料でもある。

    AANAT(セロトニンN-アセチルトランスフェラーゼ)
    セロトニンをN-アセチルセロトニンに変換する酵素。メラトニン合成の律速酵素。夜間に活性化。

    N-アセチルセロトニン(NAS)
    メラトニン合成の中間物質。

    ASMT/HIOMT(N-アセチルセロトニンO-メチルトランスフェラーゼ)
    NASをメラトニンに変換する酵素。

    メラトニン(Melatonin)
    夜間に分泌される「睡眠ホルモン」。体内時計の調整や抗酸化作用もある。

    SCN(視交叉上核)
    脳の視床下部にある体内時計の中枢。光情報を受け取り、メラトニンのリズムを制御する。

    松果体(Pineal gland)
    脳の奥にある小さな器官。夜間にメラトニンを分泌する。


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    このブログの作成者
    ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家
    頭ほぐし専門店atama代表
    江口 征次

    Head Life(ヘッドライフ)代表
    一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長
    株式会社ヘッドクリック代表取締役
    ヘッドスパ専門店atama代表

    【商品】
    ・日本初、ヘッドマッサージ施術用枕の販売
    ・日本初、業務用ヘッドマッサージオイルの販売

    【登録商標】
    ・頭ほぐし専門店atama 登録5576269
    ・頭ほぐし整体院 登録5977517
    ・骨相セラピー 登録5790990

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