サロン経営者が語るヘッドマッサージと頭皮マッサージの違い
2025年11月12日 6時52分
頭ほぐし専門店atamaオーナーブログをご覧いただきありがとうございます。
ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)専門家の江口です。
当スクール(ヘッドライフ)で、よく寄せられる質問があります。
「ヘッドマッサージと頭皮マッサージは何が違うのですか?」
この二つは似ているようで、目的・手法・得られる効果が異なる施術です。
頭皮マッサージとは?(スカルプケア中心の美容技術)
頭皮マッサージは、その名の通り“頭皮をもみほぐす”ことを目的とした施術です。
血行促進・毛穴ケア・皮脂バランスの改善を通して、美髪や抜け毛予防をサポートします。
美容室や自宅ケアとしても人気が高く、海外では「スカルプマッサージ(Scalp Massage)」とよばれることもあります。
また、近年はヘッドマッサージオイルや頭皮用の化粧水(スカルプトナー)を使ったセルフケアも注目されています。
自宅でも簡単に取り入れられる“ホームケア美容”として世界的にトレンドが広がっています。
ヘッドマッサージとは?(全身を整える専門技術)
一方のヘッドマッサージは、頭皮だけに留まりません。
頭・首・肩・顔・耳・デコルテまでを含めた「全体のつながり」を整える施術です。
筋膜リリース・トリガーポイント・頭蓋骨調整といった手技を組み合わせ、頭蓋リズム(脳脊髄液の循環)を促進し、自律神経と脳の回復をサポートします。
当スクールの「整体ヘッドマッサージ(1級講座)」では、脳波測定の結果、一般的な頭のもみほぐしと比較してセロトニン活性が約3.5倍高まることが確認されています。
このセロトニンは“幸せホルモン”とも呼ばれ、リラクゼーションだけでなく、睡眠の質向上やストレス軽減にも関わる重要な神経伝達物質です。
また、施術中のやさしい触れ合いはオキシトシン(愛情ホルモン)を分泌させ、お客様だけでなく、施術するセラピスト自身にも癒しの効果をもたらします。
自宅ケアとサロンケアの違い
自宅で行う頭皮マッサージ(スカルプマッサージ)は、日常的なケアに最適です。
血行促進やリフレッシュ効果があり、ヘッドマッサージオイルやスカルプトナーを使えば、髪と頭皮の健康を保つことができます。
一方、サロンで受けるヘッドマッサージは、“癒し”を超えた専門施術。
筋肉や筋膜のつながりを意識し、オキシトシン・セロトニンの分泌を促しながら、心身のバランスを整える“結果追求型ヘッドマッサージ”です。
これは単なる「気持ちいい施術」ではなく、疲労回復・自律神経調整・美容効果を兼ね備えた統合的ケア。
世界的にも、メンタルケアと美容を融合した新しいカテゴリーとして注目されています。
サロン経営者として伝えたいこと
同じ“頭をほぐす”技術でも、目的とアプローチが違えば、結果もまったく変わります。
頭皮マッサージは美容的ケア、ヘッドマッサージは心身の再生を目的とした技術です。
ヘッドセラピスト資格講座を受講する方には、ただの“癒し”で終わらせず、科学的根拠と結果を重視した施術ができる専門家を目指してほしいと思います。
サロンでは癒し以上の結果を、家庭では心地よさを。
その両方を理解したヘッドセラピストこそ、これからの時代に求められる“真の癒しのプロ”です。
<参考>ヘッドライフ福岡HPより
👉ヘッドマッサージと頭皮マッサージの違い記事の詳細・一覧
👉ヘッドマッサージの記事一覧(ヘッドライフ福岡HP)
このブログの作成者
ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家
頭ほぐし専門店atama代表
江口 征次
Head Life(ヘッドライフ)代表
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長
株式会社ヘッドクリック代表取締役
ヘッドスパ専門店atama代表
【商品】
・日本初、ヘッドマッサージ施術用枕の販売
・日本初、業務用ヘッドマッサージオイルの販売
【登録商標】
・頭ほぐし専門店atama 登録5576269
・頭ほぐし整体院 登録5977517
・骨相セラピー 登録5790990
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