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【初心者向け解説】愛情ホルモン「オキシトシン」とは

2025年07月21日 10時35分

頭ほぐし専門店atamaオーナーブログをご覧いただきありがとうございます。
ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)専門家の江口です。

今回はセラピスト初心者に向けての解説となります。
テーマは、愛情ホルモン「オキシトシン」です。

解説|愛情ホルモン「オキシトシン」とは

オキシトシンは、私たちの体内で分泌されるホルモンのひとつで、「愛情ホルモン」や「絆ホルモン」とも呼ばれています。
その理由は、誰かとやさしく触れ合ったり、信頼できる人と会話をしたりするときに分泌され、心を穏やかにし、相手との絆を深めてくれる働きがあるからです。

さらに注目すべき点は、オキシトシンがストレス中枢に直接働きかけることです。

過度なストレスを受けると、体内では「コルチゾール」というストレスホルモンが分泌され、心や体にさまざまな不調を引き起こすことがあります。
オキシトシンはこのコルチゾールの分泌を抑える作用があり、ストレス緩和に大きく役立つと考えられています。

もともとは出産や授乳に関わるホルモンとして、母親に特有のものとされていましたが、現在では男女問わず分泌されることがわかっています。
近年の研究では、人間関係の信頼や安らぎの感情にも深く関与することが明らかになっています。

ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)の施術においても、やさしい触れ方や心地よいリズムによってオキシトシンの分泌が促されると考えられています。
さらに、オキシトシンはセロトニン神経の活性化にも関係しており、施術によって心の安定や自律神経の調整にもつながる可能性があります。

そして興味深いのは、オキシトシンは「触れられている人」よりも「触れている人」の方が多く分泌されるという研究報告があることです。

つまり、施術を受けるお客様だけでなく、セラピスト自身も癒されているのです。
アニマルセラピーでも、動物に触れている人間の方が癒しを感じやすいという現象が報告されています。

また、オキシトシンの分泌量が高い人に触れられると、その影響を受けて相手のオキシトシンも増加することがわかっています。
セラピストが穏やかな心で施術に臨むことが、お客様への癒しにもつながるのです。

オキシトシンの働きを知ることで、単なるマッサージではなく「人と人との信頼を育むケア」として、ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)の価値がさらに深まります。

簡単にまとめると…


心地よい刺激が必要
マッサージ、信頼ある会話、安心できるふれあいがきっかけ。

オキシトシン分泌
脳内で「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌される。

ストレスホルモン抑制
ストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌が抑えられる。

心身の安定
リラックス、安心感、免疫力アップなどの効果が期待できる。

セラピストにも効果
触れられるお客様だけでなく、触れているセラピスト自身にも癒し効果がある。

愛情ホルモン「オキシトシン」に関する参考文献一覧

1. オキシトシンはストレスをやわらげる
内容:オキシトシンはストレスホルモン「コルチゾール」の分泌を抑え、心を落ち着かせる作用があります。
出典:Harvard Health Publishing
URL:https://www.health.harvard.edu/mind-and-mood/oxytocin-the-love-hormone

2. マッサージでオキシトシンが増える
内容:上半身マッサージによって、オキシトシンが増えストレスホルモンが減ることが確認されました。
出典:International Journal of Neuroscience(PubMed掲載)
URL:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23251939/

3. ヘッドマッサージでもオキシトシンが上昇
内容:軽い頭のマッサージでも、唾液中のオキシトシン濃度が上がることがわかっています。
出典:Biopsychosocial Medicine(PubMed掲載)
URL:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34559691/

4. 触れられるより、触れる方がオキシトシンが出やすい
内容:人に触れる行為自体が、触れている側のオキシトシン分泌を促します。
出典:第46回教育セミナー 山口創先生「皮膚感覚と心」
URL(類似研究の紹介):https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fpsyg.2014.01529/full

5. オキシトシンが高い人と触れ合うと、相手のレベルも上がる
内容:施術者のオキシトシンレベルが高いと、触れられる側の分泌も高まる傾向がある。
出典:Frontiers in Psychology
URL:https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fpsyg.2014.01529/full

今回の参考記事
👉ドライヘッドスパに必要な「癒しの科学」とは|愛情ホルモン「オキシトシン」とは

おすすめ講座
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エビデンス・参考文献
Uvnäs-Moberg, K., et al. (2015).
Self-soothing behaviors with particular reference to oxytocin release induced by non-noxious sensory stimulation.
Frontiers in Psychology, 5, 1529.
https://doi.org/10.3389/fpsyg.2014.01529
→ やさしいタッチによってオキシトシンが分泌され、ストレス反応が抑制されることが示されています。

厚生労働省 e-ヘルスネット
「オキシトシンとストレス」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-046.html
→ オキシトシンの生理的効果と、ストレス緩和との関係について公的に解説されています。

このブログの作成者
ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家
頭ほぐし専門店atama代表
江口 征次

Head Life(ヘッドライフ)代表
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長
株式会社ヘッドクリック代表取締役
ヘッドスパ専門店atama代表

【商品】
・日本初、ヘッドマッサージ施術用枕の販売
・日本初、業務用ヘッドマッサージオイルの販売

【登録商標】
・頭ほぐし専門店atama 登録5576269
・頭ほぐし整体院 登録5977517
・骨相セラピー 登録5790990

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