「気持ちいい」だけではないヘッドマッサージサロン開業
2025年04月20日 8時39分
頭ほぐし専門店atamaオーナーブログをご覧いただきありがとうございます。
ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)専門家の江口です。
スクール講師をしていると、サロン開業のご相談も受ける事が多々あります。
ヘッドマッサージの技術を身につけ資格を取得したけど、「このままストレートにサロン開業してのだろうか?」となる人もいます。
開業した後には、集客やリピーター獲得のことも考えないといけません。
自分のサロンやヘッドセラピストとしての自分の魅力を発信して集客すること、集客できたら、納得の技術やサービスでリピーターを獲得することが必要です。
ヘッドマッサージサロンを開業する上で、必要なのは「気持ちいい施術ができること」だけではありません。
選ばれるサロン、リピートされるサロンになるためには、技術の裏付けと戦略的な施術設計、そして信頼される対応力が求められます。
中でも注目したいのが、「筋膜」へのアプローチです。
筋膜とは、筋肉だけでなく神経や骨、内臓など、体のあらゆる組織を包む膜状の組織で、全身をつなげる“第二の骨格”ともいわれる存在です。
長時間の同じ姿勢やストレス、使いすぎにより筋膜が硬くなると、コリや疲労感、関連痛などが現れやすくなります。
ヘッドマッサージの中で「そこそこ!」と感じるポイントの多くは、筋膜内の「トリガーポイント」です。
適切にこの部位にアプローチすることで、ただのリラクゼーションを超えた、明確な体感と変化をお客様に提供できます。
さらに、施術の流れも重要な差別化ポイントになります。
たとえば、施術の序盤ではポンピング法などで筋膜を積極的に緩め、終盤にはお客様の体重を活かして自然に筋膜が剥がれるのを待つ「頭蓋底リリース」を行うなど、戦略的な手順を構築することで、「なんとなく気持ちいい」で終わらない確かな満足感を生むことができます。
また、強い圧をかける施術には注意も必要です。
高齢のお客様や既往症のある方には過度な圧迫がリスクになる場合があるため、自己申告だけに頼らず、必要に応じて医療機関の受診を促す判断力も、サロン開業者として欠かせないスキルです。
「また通いたくなるサロン」をつくるために必要なのは、技術・知識・信頼の3本柱。それを備えたセラピストこそ、地域やお客様に選ばれ続ける存在になります。
開業はゴールではなくスタート。
「気持ちがいいのは当たり前!結果追求型ヘッドマッサージ!」をコンセプトに学びを深め、技術に戦略と配慮を加えた“本物の施術”で、お客様の「心と体」に寄り添うサロンを育てていきましょう。
※このページの内容は、一般的な情報と記事作成者による経験をもとに作成しており、医療的アドバイスを提供するものではありません。健康に関する具体的なご相談については、専門の医療機関にご相談ください。また経済的な安定や増収増益、所得の増加を保証をする内容ではありません。
このブログの作成者
ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家
頭ほぐし専門店atama代表
江口 征次
Head Life(ヘッドライフ)代表
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長
株式会社ヘッドクリック代表取締役
ヘッドスパ専門店atama代表
【商品】
・日本初、ヘッドマッサージ施術用枕の販売
・日本初、業務用ヘッドマッサージオイルの販売
【登録商標】
・頭ほぐし専門店atama 登録5576269
・頭ほぐし整体院 登録5977517
・骨相セラピー 登録5790990
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